絵本の移動について

2011年に始まりました「えほんのたね」プロジェクトですが、寄贈いただきました絵本たちは、現在コペンハーゲン中央図書館からコペンハーゲン市にあるオーフス大学エムドルップ校舎(Emdrup)の大学図書館へと移動されることになりました。

2013年の休止以来、スタッフの環境も変わり、またプロジェクトに協力してくださっていた司書のドーテさんが中央図書館を離れたこともあり、プロジェクトの再開にはなかなか至っておりませんでした。

しかしその間も絵本たちは、こちらに住む方々に親しまれ、借りられている様子がスタッフの耳にも届いていました。
しかし、今年の1月突然日本語の絵本だけでなく、複数の外国語絵本たちが中央図書館から移動されるという状況になりました。

図書館に寄贈した以上、絵本の管理は図書館の判断になるということはプロジェクトでもお伝えしていたことですが、私たちもかなりのショックを受けました。
しかし、幸いえほんのたねの絵本たちは大学図書館が全て引き取ってくれることになり、今後もデンマーク全土で貸し出しができる状況となりました。

大学図書館の新しい司書の方もとても親切な方で、本はここにずっと保管されますと言ってくださいました。絵本が保管されている図書館も駅近くのとても閑静な場所にあります。

絵本を手に取れる場所が街の公共図書館でなくなったことは本当に残念なことではありますが、大学の図書館という性質上、保存目的の本が多いということ、また研究者の方の判断で、児童書は利用者が手に取れるように倉庫保存しないものが多いのだそうです。
ですので、直接行って借りることも可能です。

残念ながら寄贈をご依頼くださった方々全てのご期待にはお応えできなかったのですが、今後は今までにいただいた「えほんのたね」たちが、また新しい場所から子どもたちの手に届いていけるよう、見守っていけたらと思っております。

それに伴いHPの移行も考えています。
また新しいHPが整いましたら、こちらでお知らせ致します。

 

2020年12月